「俺らってさ、何のキッカケで付き合ったっけ?」

え?一貴がこんなこと言うなんて珍しい・・

「覚えてないのー!?」

「んー思い出すのめんどぃ」

「ひっど~!付き合おって言ってくれたの一貴だよっ」


ほらー・・入学式の日・・・


「てめぇさー目つきわりぃんだよ」


「あ?うるせーよ。もとからこんなんだし」


「テメェッ いたいめにあわされてぇのか?」



「痛い目にあうのはそっちだろ?これで俺のこと殴ってもいいけど先輩らさ、あと一年で卒業でしょ?退学になったら困るっしょ?


ひぃぃ・・私、この現場みちゃってていいのかな?? ただの通りすがりなのにぃー・・。

ヤバッホントに殴られちゃうよ・・・


「だから言っただろっ1年のくせに調子のってるからいてぇメにあうんだよっっ!!!」


ボカァッッ


ああ・・ついにやってしまった・・私・・もう死ぬんだ。