私はドシドシわざと音をたてながら
廊下を歩いた。


やってしまった…私の悪い癖…
逆ギレを…。
どう考えても悪いのは私でしょ!


ぶつぶつ独り言を言いながら
私はいつもの場所。



屋上へと向かった。




屋上から見る景色は凄く綺麗でその景色を
見るたびに心が落ち着く。



「やるじゃん、小浪。」




「うわぁ!!吉澤いつから居たの!?」





「いつからって、今日はずっと屋上に
いたよ。」




「授業出なくていいの?」




「良いんだよ別に。授業行ったって
意味ないし。」