アルバと風の世界

王様は、にっこりと「虹の橋をわたったものは
本来の自分の夢を思い出して幸せな気持ちに包まれるんだ。
その結果、今、自分がしようとしていたことを忘れてしまうという
仕組みだよ。さっきの侵入者は、おそらく木の入り口を見つけたことを
忘れて、違うほうへ進んだようだね。きっと楽しい夢をみているはずだよ」
そう言いました。

「夢から覚めても思い出さないということですか?」
「そういうことだよ。だから使い方に注意が必要なんだよ。
理解できるのは3才以上からだから、教えるのは3才に
なってからだったんじゃ。注意して使えば、
攻撃をかわせる術だよ」王様は言いました。

ラキアが感心しながら「すてきな防御術ですね。しかし
記憶が消えるのは、困るから、僕のまえに出しちゃいやだよ」
笑っていいました。

アルバも「確かに、どれくらい記憶が消えるのでしょうか?」
王様に聞きます。