アルバと風の世界

ラキアは、夢の中にいました。

遠い遠い先祖の記憶のようです。

荒れ果てた大地は、まるで今の空風の世界のようです。
人々が倒れていきます。黒こげの山ができています。

少年は、泣いていました。
黒風の世界は、消えてしまえ・・
黒風破滅の詩を詠っています。

黒風の人々が、流されていきます。
どんどん流されて・・・
黒風の世界が、消えかかっています。
空風の世界への憎しみがつのっていきます。
復讐をしようと、軍が強化されていきます。

軍人だらけになった黒風の世界。
子供から大人まで、空風の世界への
復讐を誓っています。

そして、平和に戻ったように思えた空風の世界に
再び、黒風軍が押し寄せてきます。
再び、黒こげの山ができていく空風の世界。
平和だった虹風の世界にまで、被害がおよびます。
その向こうの白風の世界にまで及ぼうとしたとき

破滅の詩では、同じことの繰り返しだと
少年は、気づきました。