アルバと風の世界

アルバやルシアは、顔を見合わせて緊張しています。

黒風の将軍は「ふん、仕方ない。では
仲間も連れて行け。手を縛っておくんだ。
逃げられないように、見張りをつけろ」部下に命じています。

「将軍もいっしょに行かれますか?」部下が聞きます。

「いや、私は、その歌のときに側にいると危険だ。
我々は、開いた後に、和平の後押しで潜入する。
結界が開くのか確認が先だ。おまえたちも結界にふれると
命が異空間に消えるから、注意するんだ。あの結界は
異空間との狭間でもある。

ラキア王子が言ったことが嘘なら、お仲間はすべて
異空間に落ちて、二度ともどってこれない。
黒こげになるのとどちらが幸せなんだろうね」
不気味な笑みを浮かべて、将軍は出て行きました。