アルバと風の世界

カイアは急いで再びラキアの手をしばります。
自分もころがって・・・

ラキアは、はっと目覚めてしまいます。
虹風の結界を開く歌がわかった。よかった。
しかし、再生の歌はまだだ・・
「おい、話が変わった。
時間がなくなった。我が軍は、さきほど
虹風から謎の攻撃を受けたようだ。
急いで和平を呼びかけてもらうぞ。今からだ」
将軍がいきなり話します。

「王子を結界の側にひとりつれていけ」部下に
命じています。

ラキアが「待て、思い出した。仲間もいっしょだ。
そうしないと歌えない歌なんだ。ひとりでは無理だ」

「嘘をつくな。仲間と脱走するつもりだろう。
ひとりでだめだという証拠があるのか?」

「証拠はないが、事実だ。もし疑うのなら
結界は開かないだけだ。僕らも黒こげになるんだろうが
そのうち、おまえたちも虹こげになるんじゃないのか?」
ラキアが、強気で話しています。