アルバと風の世界

「待ってくれ、今、思い出しているところだ。仲間が
今、思い出すための装置を作っているところだ。
それを通じて、記憶がすべてよみがえる仕組みだ」
ラキアは、あせって言いました。

「嘘かもしれないですし、にせものかもしれないです」
部下が冷たく言います。

将軍は考えていましたが・・
「こいつは本物だ。耳に空色の石が
埋め込まれているだろう。それが証拠だ。
あの虹風の結界を開けることができるのは、
虹風以外では、空風の王家だけだ。
破らないと進入できないから。処分は先延ばしだ」
そう、部下に答えました。

「3日だけやろう。その間に思い出すんだ。ただ君の仲間が
ここにくることは不可能なはずだ。こちらで仲間をお連れしよう」
にやりと笑った将軍は、側の部下に言いました。