気付けばもう、結婚式当日。 人生の中で、一番早い、と感じた1ヶ月だったと思う。 コンコンって、楽屋を叩く音が聞こえた。 「はーい。」 ドアが開く音がして、そこには綺麗にドレスアップした萌愛がいた。 「きゃ、きゃー!!綺麗、沙弥!!」 ぎゅっと抱きついてきた。 「わっ…あ、ありがと」 照れながらもそう返した。