【完】君に出逢えて




船が、音をたてて出発する。


手を大きく振る依麻と龍の姿もだんだん見えなくなる。



周りの人がちらほらといなくなっていく。



だけど、あたしは船が、水平線の彼方に消えていくまで、ずっと見てた。