バイクを走らせながら あの時の事を想った。 無力な自分に嫌気がさして 荒れまくっていた。 遊びまくって女とも 付き合いまくった。 今思ったらただのバカだ… 現実に向き合いたくなくて 目をそらしていた。 …今も、そうかもしれない。 でも、菜緒と再会してから 少しは落ち着いた気がする… 「蓮ッこっちやで!」