「望美ー、かけたー?」 「舞…。たーすーけーてー」 「ははっ、望美昔っから自分の事話すとか嫌いだもんね」 まぁ、色々と思うことはありますが 「とにかく!早く書いて、帰ろう!」 「分かってるよー…」 舞の馬鹿!ちょっとぐらい手伝ってくれたって… 「よしだ…のぞみ………?」 上を向くと吉川くんはあたしの 自己紹介のプリントに唯一書いてあった 名前を見ていた。