「宮地さん、ぜひ僕とアドレス交換しようよ~」 「宮地さんと同じクラスに慣れてうれしいよ」 宮地財閥の令嬢が助けに入ったが、宮地さんも男の餌食になってしまっている。 「な~にしてんの」 「志木!」 「二人とも嫌がってるだろー、見てわからないの?」 何時の間にか陸斗は二人を助けにいっていた。 「邪魔。そこ俺の席。」 「「「九条!!!」」」 イライラする。……… 群がっていた男子は自分の席に帰っていった。 _