遼のキスはどんどん深くなり。わたしのTシャツから 手を差し入れる。 わたしは涙をポロポロ流し、訴える。 いままで付き合ってきたのに、なぜこんなに 恐ろしいのか。 龍之…介!…わたしを…助けて…! 不意にわたしはこころで龍之介の救いを 求めていた。 バンッ…!バン! ドアを蹴破る音。