朝はわたしの悲鳴からはじまる。 絶対、龍之介がわたしを抱きしめて寝ていたり、寝起きにキスしたり ちょっかいをかけてくるから。 朝ごはんは最近龍之介は、卵かけごはん。 そしてわたしも。 めったに親の帰ってこない我が家ですごす日は まるで新婚さんみたいで、恥ずかしくも嬉しいかったりする。