ちょんまげとアイスキャンデー

「オッス～」


愛美は片手をあげる。



「またひとつ大人っぽくなったな」


吉さんがわたしをみて笑う。


「それに、前よりいきいきしてる」


それにはびっくりした。


そうかな今日は気分サイアクなんだけケド？


「…わかんない。自分では…まだまだ子供だもん」


わたしの顔をみて愛美はふふと笑う。






せっかくporteにきても、アイスミルクティーを

ずっと頑固に頼み続けるわたし…


明らかにコドモよね。






「…じゃ、白状してもらおっかな」