次の日、朝ごはんの龍之介用のお茶漬けを
リビングのテーブルにおいて、龍之介と顔をあわせないように
家をでた。
「…図書館行こう」
龍之介なんか嫌い!きらい!キライ!
だいっきらい…!
するとメールがきた。
…愛美だ。
幼稚園からわたしたちは友達。
もう友達をこえて、兄弟みたいな気がする。
夏休みに入ってすぐLAに長く旅行にいってたから
全然会えてなかった。
「今、朝からporteで一人でお茶してマス(笑)
夏休み前、優舞悩んだっぽかったのに、話聞いてあげれなくて
ごめんね(´_`。)
時間都合よかったらこない?」
とのこと。
一体何年わたしはこの愛美にお世話になってきたことか。
悪いなァとかそんな気持ちない。
素直に愛美に相談する。
わたしはporteをめざした。
