遼の部屋に入った途端、遼はわたしを ベッドに押し倒した。 それもやんわりと。 男ならしっかりしなさい! わたしがもっと嫌がるくらい、めちゃくちゃに してみなさいよ! って言えるわけないけど。 「…シャワー使わせてくれるんじゃなかったの?」 遼から目を逸らして、聞いた。 …わたしは遼の返事を期待した。