ちょんまげとアイスキャンデー



「…そうだな。そなたのいう通りだ」


きのうはもっと荒々しい喋り方だったけれど、

今は落ち着いた優しい声だ。


「…シャワー浴びてくれる?臭うわ」

「しゃわ?」

「水を浴びて」

「なんだ。わたしも浴びたいと思うていた」


浴室を指差した。


わたしはさっき買った浴衣を渡した。

「はい、着替えよ」