恐る恐るそいつの顔を凝視してみると 意外と整った顔立ちをしていて、眼光はするどいけど 意外と優しそうな雰囲気。 でも、わたしのこと変な名前って。 名前なんかなのるんじゃなかった。 「…じゃあ、さよなら」 「あ、まてまて」 「?」 「ここはいつの時代じゃ?どうやらわたしは、時代を渡って しまったらしい…」 タイムスリップってこと? ますます、あやしい。 記憶喪失? だとしたら大変なこと… 「…平成ですけど」