銀色の光のようなものが光ったと思ったら、

刀が目の前に近づいていた。



「……あ…あ…う」


恐怖で固まるわたしにそれは話しかけてきた。


低い声だった。


「貴様なにやつ。女とみえるが容赦はせぬぞ」



なにやつ?あんたこそ、なにやつ?