龍之介様…!


龍之介様がわたしのもとへ

来て下さらなくなって…


もう一ヶ月以上たつ。

誰に聞いても、龍之介を見ていないという。


もしかして、倒幕派の武士達にやられて

しまったのでは…


ふと悪い予感がして、わたしはますます

恐ろしくなった。




「…舞!なにをしているの」

「あ…お、お母さま」