何か悪いこと言いましたか、
あたし!?
ビビってるあたしをよそに段々近づいてくる相沢晴樹。
そして、ジリジリと後退るあたし。
ななな何か恐い!!!!!!
目が嫌だ!!
本気で恐くなって、完全に逃げるあたし。
「ななな何、どうしたのかしら相沢晴樹ッ!」
そして、とうとう捕まった。
恐い恐い恐い!!!!!!
何をする気なのだこいつは!!
殴られる?
目潰し?
デコピンーー!?
あたしが色々考えてると、相沢晴樹かあたしを壁に押しやって顔を近づけてきた。
「相沢…はは晴樹ッ………顔…
近い近いッ!」
その近さときたら、鼻と鼻がくっつきそうなくらい。
ハンパねぇ。
段々と顔が赤くなっていくのが分かる。
すると、相沢晴樹はイキナリあたしに…
ちゅっ………
軽いリップ音をわざと鳴らしてあたしの唇に………
ぎゃぁーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
きききききききキス…………
ししししししししかも唇に………
ぼっ。と顔がさっきの何倍も赤くなったのを感じた。
あぁ、これじゃあタコさんもびっくりだわ。
あ、今日はたこ焼きが食べたい。
…………って違う違う。!
「……んんっ……あぃ……ざ……わぁ……」
中々離してくれない。
息も苦しくてなってきてるから、
相沢晴樹の胸をポカポカ叩くが、ビクともしない。
あ、ダメだ。
酸欠で死んじゃう。
と、思った時、
やっと離してくれた。
「…はぁ…はぁ…………」
し、死ぬかと思った………。

