「でも……相沢晴樹って意外と賢いんだね……」
ら、ライバルッ!!!!
バチバチ……
一方的にライバル視するあたしに相沢晴樹はひどく怯えていたのだった。
「ってアレ。亮くんはどうしたのですかッ!!!!?」
「あぁ。あいつは女と遊ぶから今日サボるってさ。」
お、、女と遊ぶからって………彼女いたのッ!?
「彼女はいねぇよ。あいつ、あんな顔して結構遊んでるからな。」
……優紀ちゃんが地面に頭をこすりつけて、何か呪文を唱えながら絶望してる……
「信じない……信じない……信じない……信じない……信じない……信じてなるものかァァァァァ!!!!!!!」
アァァァァァァァァァァァ!!!!!!!
優紀ちゃん…恐いからホラーみたいなノリやめとくれ……
でも……ちょっと悲しい。
(まぁ!うちの息子がそんなことを!!!!)
……っていう感じで悲しい。
あんな可愛い亮くんが……アァ……さみしくなるわ……(お母さんになりきった。)

