素直に君が大好きだ。




ん?

女の子……?いや、それにしちゃ低い声……



あたしが声のした方向に顔を向けると、



「はぅぅっ!!!……」




か、か、可愛すぎる~!!!!!




いや、何かね、髪は明るい茶色なんだけど、
お目めぱっちりで背があたしと同じ位なの!!!


クソ可愛い………



キーホルダーにしてぇ………



「どうしたの~莉乃ちゃぁん?
それにしてもイメージと違うねぇ……普通に可愛いじゃん♪」



い、イメージ…?違うのかな…

ん…そういえば…



「名前………」




可愛い男の子は、にっこり笑って、



「そうだったね!僕の名前は、宮野亮。
いきなり亮って呼んで!」



亮…亮って優紀ちゃんの好きな宮野亮ッ!?



あたしが恐る恐る優紀ちゃんの顔を見ると…



「う……… っ………」




こ、ここここここ怖ぇ…………!!!!!