って、変態かッ!
私は!!


「あんた莉乃っ、本当に知らないの!?
有名だよ!?晴樹君はっ!!」



あ、やっぱし有名なんだ。


「えーと、なんで有名なワケ?」


すると、優紀ちゃんは「そんなもん、」と、可愛いお顔を崩して
ものすごい力で私の肩を掴んだ。


「かっこ良いからに決まってんじゃん!!
それにこの学校の理事長の息子なんだから当たり前でしょ!!!
ソレぐらい、覚えときなさい!!!」


ん?え?


え、





エェーーーーーーー!!!!


り、



理事長の息子ぉ!!??