あたしの必死な考えに涼二はあっけにとられた。

まさに鳩に豆鉄砲ってかお(笑)

「真優の俺にたいする見方ってさ、なんてゆうか…」
涼二はいったん口をとじてからにやっと笑った。

「ほんと歪んでる」

あたしは涼二をにらみつけた。
「あたしは真面目!」

「俺も大真面目」
そこで涼二は真剣な顔をした。

「真優にであって俺は初めてこんなに人を愛せるってしった。こんなに愛しくて大切な子と、出会えて、一緒にいる。
俺だって真優からいっぱいもらってるんだ。」

あたしは息を呑んだ。
「でも・・・」

「それに、そこまで言うなら俺の誕生日になんかしてよ♪おあいこだろ?」
ああ。神様。
あたしはなんて素敵な彼氏をもったんでしょう。

あたしはうるんだ目を隠すため下をむいて
こくこくと頷いた。

「ほんじゃあさ、開けてみる?」

期待に膨らんだ涼二の瞳。

かわいくて笑えた。