「でさ、雅の彼って司法試験受かったの?」 「浮かったの!!」 雅が珍しく大声をあげたからクラスメートがみんな驚いている。 あたしもそれに笑うと 話を続けた。 「すごいね!!さすが、雅の彼ってかんじ!!」 雅の彼は、高校一年生のあたしたちより五つ上で大学三年生だ。 一回目にして、司法試験に浮かったというつわものだ。