ママとパパもあたしが狂ったことに不安を隠せないみたい。


まいにちへやにきて、ご飯を進めるけど
2人ともここ何日かでまた老けたみたい…


あたしのせいだ。
あたしはみんなを不幸にする。

プルルプルル…

静かな部屋に突然着信音がなって、あたしは飛び上がった。

始め、なんの音かわからなくて少し戸惑ったあとようやく携帯を手にとった。

『雅』

「...もしもし」

「真優!?ああ!!よかった!!無事なのね!?あのあとなにがあったの?できる限りするなんてあたし、とんだ嘘つきね!!自分の事ばっかりで…本当に、ごめんなさい!!」


雅のマシンガントークが頭を通過する。

なんのことだか、わからない…

なに?雅、なにをゆってるの?


ようやく、ゆっくりと思い出した。5日前の記憶。

頭がいたみだす。フラッシュバック。
「やっ!!やめて!!敦!!」

「真優!?」

雅のこえがひびいた。

「だいじょうぶだから。」


あたしはかすれたこえでそれだけいうと、通話をきった。