「いくよ……コナツ」 「……うん」 息を止めちゃいけないって言うから、ゆっくりと息を吐き出しながらぎゅっと目を閉じた。 「い…痛―――――――――ッ!!!!!」 思いっきりヤスマサくんの肩を押してしまった。 「ごめ……ごめんッ。コナツ」 「ごめんッ!!!私こそごめんッ!!!!!ヤスマサくん……」 「ううん。ホント俺こそ」 5回目の挑戦も失敗してしまった。