すると何か近づいてくる音が聞こえた それに気づいた蛍は近くのしげみに隠れた 誰だろうか? 恐怖で早まる鼓動 流れる冷や汗を片手で拭きながら蛍はじっと前を見据えていた 「!?」 蛍は目を丸くした 目の前に現れたのは夢で踊っていた 「…赤い靴の女の子」