「蛍さん面白い人だったわね」 「あぁ、螺旋階段上がるたびに俺なんかがこんな大豪邸で夏休み過ごすなんて贅沢したら天罰が下るって!とかなんとかって騒いでた」 「まぁ」とイヴはクスクス笑った 「…そううえば才崎蛍のロウソクだけがやはり不可思議な減り方をしているんだ…イヴ何か知らないか?」 「…ごめんなさい私それについては何も」 「だよな、いや謝らなくて良いよ…すまない困らせた今日はもう休もうイヴ」 そう言ってラスティはスタスタと自分の部屋へと歩き出した