螺旋階段を降りてからラスティは世界中の生きる人間の魂の火がついたロウソクの部屋に入ってから1本のロウソクを見て眉間にシワを寄せた 「やはりおかしいな…このロウソクの減り方は」 ロウソクの下には名前が彫られている 【才崎 蛍】 ラスティが見ていたロウソクは紛れも無く今現在ラスティの大豪邸の三階でぐっすり眠っている蛍の魂のロウソクだった 「本人に会った時は全く死の気配はひとつもしなかった…なのに何故ロウソクは」 ラスティは腕組みしてしばらく考えた後、ロウソクの部屋を出た