「大丈夫蛍?荷物持つよ?」 リネットがヒョイと軽々と蛍のキャリーバックを持ち上げた 「えっ!重いですよ?!」 「へ?重いのコレ?」 きょとんと聞き返された蛍は「一応重かったような…」と冷汗をかいた 「噂では聞いてたけど人間って本当力無いんだね」 「いや、多分それは一部の人間だけかと」 蛍は苦笑いした 「着いたぞ!さっちん!」 アーティに呼ばれて蛍は目の前にある大豪邸を見て目を丸くした