CLORVER❦星幻想曲❦


「驚かなくても大丈夫よこの楽譜があるからねぇ」

ザイラスは数枚の痛んだ楽譜を蛍に渡した

「これは?!」

「月の旋律の楽譜だよ…さぁあの歌をその旋律の通り唄って」

「…すいません無理です」

まさかの蛍の一言に全員が目を丸くした

「どういう意味かしら神通力者?ここまで来て私達を怒らせるつもり?」