「どっちみちいずれ言わなくてはならなかったんだ…違うかイヴ?」 「…そうね」 イヴはラスティの隣に座った 「…これからどうするのラスティ?まさか蛍さんをあのままにしておく訳じゃないでしょう?」 「まさか」とラスティは苦笑いした 「何とかして才崎蛍には十字架のチカラの出し方を思い出してもらわなくてはならい…ザイラスはとうの昔に天界から追放された堕天使だからな」 「今は封印の城に鎖で繋がれてあの城から出られないようにされている」とラスティは本を閉じた