ー時刻は午後2時

教会にあるマグベイルの部屋の椅子に座った蛍はロザリオを改めて眺めていた

「蛍さん、よろしければミルクティをどうぞ」

この教会のシスターが2人分のミルクティをテーブルに置いた

「ありがとうございます」

「ゆっくりして行って下さいね」

とシスターは静かに部屋を出て行った

「…マグベイルさん、さっきの話し」

「うむ」とマグベイルは椅子に座り直して話し始めた