「あらシルフィードやっと帰って来たのね?どう?神通力者は見つかったの?」 夜の女神【ザイラス】は紅いワインを飲みながら城に帰って来たシルフィードを見た 「いえ、それが見つかりませんでした…いっ!!」 ザイラスはシルフィードの頬をパァンとはたいた 「今まで一体何をしていたんだい?!シルフィード!満月は1週間後に現れるんだよ?!それなのにまだ神通力者が見つからないなんて」 「すみませんでした!」