綺麗に拭いてある床を見ながら蛍は「さすがだな~」と感心した
《リラさん》とは蛍の母親の親友で蛍達がイギリスに来る際にいつも部屋の片付けや掃除を手伝ってくれていて近くの病院で看護師として働いている人
「それにしても腹減ったな…」
グ~と鳴った腹を押さえながら蛍は時計を見た
針はお昼1時を指している
タイミング良く母親が一回から「お昼にしましょう」と声をかけてきたので蛍は急いで窓を開けて一回へと向かった
そして、テーブルに並べられているサンドウィッチをササッと口に詰め込んで蛍はそれをオレンジジュースで飲み込んだ


