「俺の1番大切な人のために作った曲だよ…伝えたくても言葉に出来ない…言葉にしてはいけないから曲を作った」 「言葉にしてはいけない?」 蛍が聞き返すと 「君で言えば自分も好きだった事に気づいた時には既にその子には相手がいて伝えたくても伝えられない…と言った感情に近いな」 「はあ…」 「君はそういう経験はないのか?」 「全く」