「いや」とラスティは静かな笑みを見せた 「その曲ってさ、誰かに作った曲だったりする?」 蛍が何となく聞いた瞬間ラスティは驚いていた 初めて動揺した姿を見た蛍は逆に驚いた だがすぐにラスティはまたいつも通りの冷静な表情に戻って 「そうか、そうだったな…君もピアノをやっていたんだったな」 なるほどとラスティは1人で頷いている 頭の中にハテナが飛んでいる蛍にラスティはただ一言「そうだよ」と言った