☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

夜になって、かっちゃんが家にやってきて、わたしが学校に置いてきた勉強道具を持ってきてくれた。


けれどもわたしはかっちゃんに会う気には、とてもなれなかった。


お母さんに頼んで、かっちゃんにはすぐに帰ってもらった。




わたしの携帯電話には、かっちゃんから電話やメールが何度も来た。


でもわたしは電話には出なかったし、メールの返信もしなかった。


友達やクラスメイトから傷つけられたわたしの心は、もはやかっちゃんさえも信じることは、できなくなっていた。




夜になると、今度はお父さんから、無断で学校から抜け出したことを、きつくとがめられた。


そして明日は、ちゃんと授業を受けるようにと言い聞かせられた。


お父さんにもやっぱり、学校でのいじめのことは話せなかった。





学校に行かなければならない・・・。


お父さんとお母さんを心配させないためにも、学校に行かなければ・・・。


しかし朝起きる時間になっても、わたしはベッドから起き上がれない。


体がだるくて、胃がきりきりと痛む。


ベッドから起き上がろうとすればするほど、胃の痛みはひどくなってくる。