☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

剛の腕はとても力強くて、それなのにすごく優しい。


剛の体はとても大きくて、わたしの体をすっぽりとあたたかく包み込んでくれる。


愛に包まれるって、こういう感じ・・・。


愛し合って、わたしたちは一つになる・・・。








翌朝、わたしは幸せな気持ちで目覚めた。


かたわらでは、剛が眠っている。


布団の中は、わたしたちの体温で、ほかほかとあたたかい。


わたしはふいに、左手の薬指に何か硬い物を感じて、布団の中から左手を出してみた。


すると、そこにはきらきらと光る銀の指輪がはめられていた。



「美里、お誕生日おめでとう!」


すぐそばで声がした。


となりを見ると、剛が目を開けて、こちらを見ている。


「その指輪は、誕生日プレゼント。それから、これも。」


そう言って、剛がベッドの下から取り出したのは、紫のチューリップの花束だ。



「どうもありがとう!剛、大好き!」


わたしは花束を受け取り、剛に抱きついた。


剛はわたしを抱きしめ、優しくキスをしてくれた。