☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

わたしの緊張を察したのか、剛はわたしをいつものようにひざの上に乗せると、優しく髪をなでながらこう言った。


「何も心配しなくていいよ。美里がしたくなるまで、おれは何もしないから・・・。」


剛の手は何て、大きくて優しいんだろう。


わたしは髪をなでる彼の手を感じながら思った。


「したくないとかじゃなくて・・・。ただ・・・、緊張してきただけだよ・・・。」


わたしは素直に、自分の今の気持ちを言った。


「おれだって、緊張してるよ。」


剛はにっこりした。


「えっ、そうなの?」


わたしは信じられないという顔をした。


「大好きな彼女を初めて抱くって思ったら・・・、そりゃ、男だって、緊張するに決まってるだろ。」


「ふーん、そうなんだ・・・。」


わたしは何だか急におかしくなってきて、笑い出した。


「何がおかしいんだよ?」


剛は、わざと不機嫌そうに言ってみせる。


「だって、剛もわたしと同じ気持ちなんだなぁって、思って・・・。」


「ふーん・・・。」