「赤ちゃんの名前、美幸っていうんだ・・・。」
しばらくして、わたしはかっちゃんに言った。
「美里の美と克之のゆきを取って、美幸にしたの・・・。ゆきは幸せの幸。」
「美幸・・・。いい名前だな。」
かっちゃんはしみじみとした口調で言った。
「かっちゃん・・・、今ここで、美幸のために一緒にお祈りしてくれる・・・?」
わたしはたずねた。
「うん。」
かっちゃんはうなずいた。
わたしたちは窓辺に並んで座り、手を合わせ、美幸にお祈りした。
今こうして、かっちゃんと二人で美幸にお祈りしているのが、何だか不思議なようで、それでいて自然なことに思える。
お祈りを終えると、かっちゃんはわたしのほうを向いて、こう言った。
「実を言うと、おれ・・・、何度か赤ちゃんの夢を、見たことあるんだ・・・。」
「夢・・・?」
「うん・・・。夢の中にかわいい赤ちゃんが現れて、おれのこと、お父さんって呼ぶんだ。そしてあやしたり、遊んだりすると、すげー喜ぶんだ・・・。
命日の日に、見たこともあったな・・・。あの赤ちゃんは・・・、美幸だったんだな・・・。」
「うん、そうだよ・・・。」
しばらくして、わたしはかっちゃんに言った。
「美里の美と克之のゆきを取って、美幸にしたの・・・。ゆきは幸せの幸。」
「美幸・・・。いい名前だな。」
かっちゃんはしみじみとした口調で言った。
「かっちゃん・・・、今ここで、美幸のために一緒にお祈りしてくれる・・・?」
わたしはたずねた。
「うん。」
かっちゃんはうなずいた。
わたしたちは窓辺に並んで座り、手を合わせ、美幸にお祈りした。
今こうして、かっちゃんと二人で美幸にお祈りしているのが、何だか不思議なようで、それでいて自然なことに思える。
お祈りを終えると、かっちゃんはわたしのほうを向いて、こう言った。
「実を言うと、おれ・・・、何度か赤ちゃんの夢を、見たことあるんだ・・・。」
「夢・・・?」
「うん・・・。夢の中にかわいい赤ちゃんが現れて、おれのこと、お父さんって呼ぶんだ。そしてあやしたり、遊んだりすると、すげー喜ぶんだ・・・。
命日の日に、見たこともあったな・・・。あの赤ちゃんは・・・、美幸だったんだな・・・。」
「うん、そうだよ・・・。」


