☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

「赤ちゃんの名前、美幸っていうんだ・・・。」


しばらくして、わたしはかっちゃんに言った。


「美里の美と克之のゆきを取って、美幸にしたの・・・。ゆきは幸せの幸。」


「美幸・・・。いい名前だな。」


かっちゃんはしみじみとした口調で言った。


「かっちゃん・・・、今ここで、美幸のために一緒にお祈りしてくれる・・・?」


わたしはたずねた。


「うん。」


かっちゃんはうなずいた。




わたしたちは窓辺に並んで座り、手を合わせ、美幸にお祈りした。


今こうして、かっちゃんと二人で美幸にお祈りしているのが、何だか不思議なようで、それでいて自然なことに思える。


お祈りを終えると、かっちゃんはわたしのほうを向いて、こう言った。


「実を言うと、おれ・・・、何度か赤ちゃんの夢を、見たことあるんだ・・・。」


「夢・・・?」


「うん・・・。夢の中にかわいい赤ちゃんが現れて、おれのこと、お父さんって呼ぶんだ。そしてあやしたり、遊んだりすると、すげー喜ぶんだ・・・。

命日の日に、見たこともあったな・・・。あの赤ちゃんは・・・、美幸だったんだな・・・。」


「うん、そうだよ・・・。」