「かっちゃん、赤ちゃんの写真見る・・・?」
わたしはそっとかっちゃんにたずねた。
かっちゃんはうなずいた。
わたしは引き出しの中からエコー写真を取り出した。
そしてかっちゃんに差し出した。
かっちゃんは無言のまま写真を受け取り、写真をじっと見つめた。
「おまえの腹んなかに、本当にいたんだな・・・。」
かっちゃんは写真を見つめながら、呟くように言った。
「うん・・・。」
わたしはうなずいた。
「生きていたんだな・・・。」
「うん・・・。」
写真を見つめるかっちゃんの目に、一瞬きらりと光るものが見えたような気がした。
「美里、ごめん・・・。」
ふいに、かっちゃんは写真を持ったまま、わたしに頭を下げた。
「おれ・・・、子供ができたって聞いても、実感持てなかったんだ・・・。女は体の変化があるけど、男は自分では何も感じられないから・・・。
だから・・・、美里が子供下ろして、悲しんでるときも・・・、一人で泣いてるときも・・・、全然支えてやれなかった・・・。本当にごめん・・・。」
わたしは黙ったまま、かっちゃんの言葉を聞いていた。
わたしはそっとかっちゃんにたずねた。
かっちゃんはうなずいた。
わたしは引き出しの中からエコー写真を取り出した。
そしてかっちゃんに差し出した。
かっちゃんは無言のまま写真を受け取り、写真をじっと見つめた。
「おまえの腹んなかに、本当にいたんだな・・・。」
かっちゃんは写真を見つめながら、呟くように言った。
「うん・・・。」
わたしはうなずいた。
「生きていたんだな・・・。」
「うん・・・。」
写真を見つめるかっちゃんの目に、一瞬きらりと光るものが見えたような気がした。
「美里、ごめん・・・。」
ふいに、かっちゃんは写真を持ったまま、わたしに頭を下げた。
「おれ・・・、子供ができたって聞いても、実感持てなかったんだ・・・。女は体の変化があるけど、男は自分では何も感じられないから・・・。
だから・・・、美里が子供下ろして、悲しんでるときも・・・、一人で泣いてるときも・・・、全然支えてやれなかった・・・。本当にごめん・・・。」
わたしは黙ったまま、かっちゃんの言葉を聞いていた。


