剛と一緒に寝室のドアを開けて居間に入ると、ちょうど梓も目覚めたところだった。
「あれー、なんか、きのうの記憶がないんだけど・・・。」
梓はねぼけ眼で言った。
「ジュースと間違えて、カクテル飲んで、そのままそこで寝たんだよ。」
剛が説明した。
「えーっ?そうだったの?」
「うん。ところで頭痛はない?」
「うん。大丈夫みたい。あぁ、よく寝た。」
梓はソファーから起き上がると、大きく背伸びをした。
それからプレゼントを取り出すと、わたしに差し出した。
「美里、お誕生日おめでとう!」
「ありがとう!」
わたしは誕生日プレゼントを受け取った。
梓からのプレゼントは、かわいい赤いバッグだった。
「ねぇ、そのネックレス、お兄ちゃんからのプレゼント?」
梓はわたしの首元を見て言った。
「うん、そうだよ。」
わたしはうなずいた。
「彼女に赤いチューリップのイヤリングとネックレスあげて、しかも本物のチューリップの花束もあげるなんて、お兄ちゃん、なかなかロマンチックなことするねぇ。
でも今年の花束は、赤じゃなくて、紫なんだね。」
「うん、そうなの。剛に花言葉聞いたんだけど、教えてくれないんだ。梓は、紫のチューリップの花言葉、何か知ってる?」
「あれー、なんか、きのうの記憶がないんだけど・・・。」
梓はねぼけ眼で言った。
「ジュースと間違えて、カクテル飲んで、そのままそこで寝たんだよ。」
剛が説明した。
「えーっ?そうだったの?」
「うん。ところで頭痛はない?」
「うん。大丈夫みたい。あぁ、よく寝た。」
梓はソファーから起き上がると、大きく背伸びをした。
それからプレゼントを取り出すと、わたしに差し出した。
「美里、お誕生日おめでとう!」
「ありがとう!」
わたしは誕生日プレゼントを受け取った。
梓からのプレゼントは、かわいい赤いバッグだった。
「ねぇ、そのネックレス、お兄ちゃんからのプレゼント?」
梓はわたしの首元を見て言った。
「うん、そうだよ。」
わたしはうなずいた。
「彼女に赤いチューリップのイヤリングとネックレスあげて、しかも本物のチューリップの花束もあげるなんて、お兄ちゃん、なかなかロマンチックなことするねぇ。
でも今年の花束は、赤じゃなくて、紫なんだね。」
「うん、そうなの。剛に花言葉聞いたんだけど、教えてくれないんだ。梓は、紫のチューリップの花言葉、何か知ってる?」


