☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

「これはカクテルだ!おまえ、大丈夫か?」


剛は梓の顔を覗き込んだ。


「うーん・・・。なんか、いい気持ち・・・。」


梓はふわふわしたような顔をしている。


「お兄ちゃーん、なんか、歌いたい気分・・・。」


「それは、やめとけ!近所迷惑になるから!」


「えーっ、歌っちゃだめなの?」


「だめだ!とりあえず、ここで寝とけ。」


「寝ないといけないの・・・?」


「いいから、ここに横になれ。」


梓は剛に言われたとおり、ごろんとソファーの上に横になった。


剛は寝室から毛布を持ってくると、梓にかけた。


梓は目をつぶると、たちまち眠ってしまった。


どうやら初めて口にしたアルコールが、梓を一気に眠らせてしまったようだ。



「ジュースと間違えて酒を飲むとは、困った妹だ。」


剛はぐっすり眠っている梓を見ながら言った。


「おれは特別なときしか、酒は飲まないんだけど、あのカクテルは友達がここに来たときに、たまたま置いていったんだ。

梓が来るときには、室内に酒を置かないようにしとかないといけないな。」