☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

剛からのプレゼントは、イヤリングだった。


しかもそのイヤリングは、チューリップの形をしていた。


花の部分は紅いガーネット、葉っぱの部分は金でできている。


わたしはさっそく梓からもらった髪飾りを髪につけ、剛からもらったイヤリングを耳に飾ってみた。


髪飾りとイヤリングは、キャンドルの光を受けて、美しくきらめいた。




ソファーでゆったりとくつろぎながらおしゃべりしていたとき、ふいに梓が何か飲みたいと言って立ち上がった。


クランベリージュースは、もうとっくになくなっている。


梓は台所の冷蔵庫を開けると、何やら缶ジュースのようなものを取り出した。


「お兄ちゃん、これ、もらうから。」


そう言って、梓は缶ジュースを開け、飲みながらソファーのところに戻ってきた。


「このジュース、おいしい!」


梓はごくごくと缶ジュースを飲んだ。


しかしそのとき、剛が慌てて、梓の手から缶ジュースを取り上げた。


「おい、梓!これはジュースじゃなくて、酒だ!」


「えっ・・・?」


梓はぽかんとした顔をした。