☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

剛はそこまで、考えていてくれたのだ。


万が一、避妊に失敗して、妊娠した場合のこと。


わたしの高校のこと。


剛の大学と仕事のこと。


そして赤ちゃんを産んで、一緒に育てること。


わたしのことをちゃんと考えてくれて、ありがとう。


大切に思ってくれて、ありがとう。




「18歳まで待つのは、セックスだけだよ。」


剛はにこっとして、意味ありげなことを言った。


後ろから抱きしめる剛の腕が、ほんの少し強まったような気がする。


剛はわたしの頬にキスをした。


それからゆっくりとわたしの喉や首筋にキスをし、肩にキスを浴びせた。




「く、くすぐったいよ。」


わたしは真赤になって言った。


剛からこんなふうに、キスされたのは初めてだ。


しかも顔以外のところに・・・。


何だか、体がぞくぞくする。