☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

剛と一緒に過ごすたびに、ますます剛のことが好きになる。


そしてもっともっと近づきたくなる。


剛に抱きしめられるたびに、もっと彼の体温を感じていたいと想う。


キスするたびに、もっとキスしていたいと想う。

 
好きになればなるほど、相手を求めてしまうのは当然のこと。


心だけでなく、体でも愛し合いたくなるのは自然なこと。



剛の腕に抱かれてみたい・・・。


剛と一つになってみたい・・・。


でも・・・、


もし剛とセックスして、避妊に失敗して、また妊娠してしまったら・・・。


そう思うと、やっぱり不安になる・・・。


ただしたいという気持ちだけでは、セックスはできないことを、わたしは身を持って、知ってしまったから・・・。




夕日が沈み、地平線には淡い光がかすかに残っているだけだ。


砂浜から、一人、また一人と、人々が去っていき、ついには誰もいなくなった。